菊陽町光の森のＷ様から「自宅の査定時にはどこを見るの？」という質問を頂きました。

 

前回コラムの続きです。

今日は査定時に見る「③間取りや駐車スペースが市場のニーズに合致しているか？」
についてのコラムを書きたいと思います。

 

家の間取りには時代のニーズに合わせた流行りがあります。

 

昔の家ではリビングとキッチンを別にする間取りが主流だった為、DK（ダイニングキッチン）が主流でしたが、現在はリビングとキッチンを一体化しているLDK（リビングダイニングキッチン）が主流となっています。

キッチンも昔と違い、隠すものではなく、オープンにしたカウンターキッチンやアイランドキッチンなどが人気になっています。

 

階段は昔では考えられなかった、リビング内に階段を設置するリビング階段が人気です。

あえてリビング内に2階への階段を設置して、子供の顔を見える様な間取りにし、家族のコミュニケーションを促進する為の間取りです。

 

クローゼットも各部屋には最低限にして、家族全員で共用出来る大きなウォークインクローゼットを廊下に設置する間取りもあります。

 

どの間取りが正解という分けではないですが、家を購入する中心の世帯は30代の子育て世代なので、今の主流に近い間取りの方が人気です。

 

更に大切なのは駐車スペースです。

昭和後期～平成初期は専業主婦が多かったせいか、駐車スペース1台で分譲してある家が多くあります。

現在は共働き世帯が増えた為、駐車スペース2台以上が必須条件の買主様がとても多くなっています。

 

今の買主様のニーズに合致していれば需要が高いので査定価格が高くなり、ニーズに合致していなければ需要が低いので査定価格が低くなってしまいます。

 

「じゃあニーズに合致していなかったら売れないの？」

と、不安になった売主様からのお声を頂くこともありますがご安心下さい！！

解決方法はあります！！

 

費用の問題はありますが、駐車スペースは増設すれば大丈夫ですし、間取りもリフォームしてリビングを広くすれば大丈夫です。

 

そもそも昔の家と今の家は違うのが当たり前です。

大切なことは不動産会社の営業マンが買主様に対して良い提案が出来るかです！！

 

 

次回は、「④太陽光・オール電化・断熱性能など査定に+αの要素があるか？」
についてのコラムを書きたいと思います。

 

最近は相続が絡む不動産査定も増えてきました。

 

相続相談についての初回面談は、無料・秘密厳守でお手伝いしております。
もちろん不動産の査定についても、無料・秘密厳守でお手伝いしておりますので、お気軽にご連絡下さい。

 

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㈱生活情報ネット

取締役　野田　大地