菊陽町原水のM様から「自宅が築40年だけど解体しなければいけませんか?」とご質問を頂きました。
菊陽町原水のM様から「自宅が築40年だけど解体しなければいけませんか?」とご質問を頂きました。
結論から申し上げますと、解体した方が良い場合と、解体しない方が良い場合の2パターンがあります。
ポイントは、
①自宅の状態
②市場の需要
になります。
①自宅の状態
築40年経っていれば、クロス・水回り・外壁などは傷んでいて当たり前ですので、表面的な状態では判断しません。
大切なことは、自宅の基礎・柱などに大きな欠陥がないかで判断します。
弊社では自宅の査定時に建物のインスペクションを行います。
インスペクションとは建物に問題がないか調査をすることです。
その際にレーザー測定器を使用して、建物の傾きを調べます。
傾きについては、前回の不動産売却コラムにも書いてます。
こちら→https://www.sj-net-agent.com/blog/622
傾きが大きければ、シロアリ被害・地盤沈下・基礎の劣化などが考えられます。
詳細調査の結果次第では建物を解体してからの売却をご提案します。
傾きが許容範囲内、詳細調査でも問題がなさそうであれば、中古住宅として売却することを提案します。
②市場の需要
エリアによっては土地で売却するよりも、築年数が古くても中古住宅の方が需要が高い場合があります。
(1)予算が限定されている
予算の都合上、中古住宅限定で探している。
(2)リノベーションをしたい
近年リノベーションをしたい若いご夫婦が増加しています。
(3)平屋限定でさがしている
老後の住み替えの為、段差の少ない平屋限定で探している。
最近の買主様は、賃金の低下、将来の年金や、景気不安などを理由に、自宅の予算を抑えるかたが増えてきています。
さらに、耐震補強やリノベーションなどの活用で、築年数が古い自宅の活用の選択肢が増えています。
以前、自宅の売却をお手伝いした売主様で、相続した実家なので出来れば解体せずに売りたいとご相談がありました。
建物は築50年近く経っていましたが、建物付きでの売却の方が良いと判断し、売却したこともあります。
売主様も小さい頃の思い出が詰まった自宅なので、解体せず売却する事が出来てとても喜んで頂けました。
私たちの仕事柄、解体した方が売りやすいと提案しなければいけない事があります。
しかし、売主様にとっては想い出がつまった大切な自宅です。
出来る限り自宅を解体せず、活用して、次の世代へ橋渡しするお手伝いをしたいと考えています。
最近は相続が絡む不動産査定も増えてきました。
相続相談についての初回面談は、無料・秘密厳守でお手伝いしております。
もちろん不動産の査定についても、無料・秘密厳守でお手伝いしておりますので、お気軽にご連絡下さい。
合志市菊陽町大津町での不動産売却・相続相談は、合志市菊陽町大津町売却エージェントへご相談下さい。
㈱生活情報ネット
取締役 営業部長 野田 大地
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