菊陽町光の森のW様から「自宅の査定時にはどこを見るの?」という質問を頂きました。
菊陽町光の森のW様から「自宅の査定時にはどこを見るの?」という質問を頂きました。
自宅を査定をしてもらう売主様には大変興味深いお話だと思います。
自宅の査定方法の考え方は、
土地査定価格 + 建物査定価格 = 査定価格となります。
査定方法については過去コラムをご確認下さい。
土地の査定方法についてはこちら↓
https://www.sj-net-agent.com/blog/492
建物の査定方法についてはこちら↓
https://www.sj-net-agent.com/blog/526
話を戻しますが、私たちが自宅の査定時に見るポイントは、
①傾き・雨漏り・白蟻などの被害がないか?
②外壁・屋根・室内のコンディションはどうか?
③間取りや駐車スペースが市場のニーズに合致しているか?
④太陽光・オール電化・断熱性能など査定に+αの要素があるか?
以上の様なところを査定時に確認していきます。
今回は、①傾き・雨漏り・白蟻などの被害がないか?についてを説明します。
弊社では傾きを調査する為に、レーザー測定器を使用します。
1つの目安としては傾きが「1000mm分の6mm未満」であれば問題無いと言えるレベルです。
つまり「1m当たり6mm未満」の傾きは問題無いレベルということになります。
ではなぜ「1000mm分の6mm未満」であれば問題無いと言えるレベルなのかについてご説明します。
中古住宅購入の場合は、買主様が任意で「既存住宅かし保証保険」という保険に加入する場合があります。
こちらの保険内容は、自宅購入後、雨漏りなどがあった場合の保険となります。
保険加入する為には、専門機関による事前調査などが必要となり、保険加入出来る要件の1つに、床の傾きが「1000mm分の6mm未満」という基準があります。
こちらの保険に入れる基準であれば、一般的に問題が無い建物だと考えています。
なお、家が傾いてるというと、凄く大変なことの様に感じるかたは多いと思いますが、国土交通省告示で新築の場合は「1m当たり3mmまで」の傾きは許容範囲とされています。
つまり、新築でも傾きはあるということです!!
また、傾きにも様々な原因がありますが私の経験上では、
床の下地材や根太などに原因があり、解決方法がある場合がほとんどです。
この傾きについては中古住宅の場合仕方ない症状だといえます。
建物躯体は問題ないが、経年劣化によりフローリングが傾いている状態です。
この場合については、フローリングの張替えなどを行うと解決出来ます。
他にも雨漏りがないか?白蟻被害はないか?などを査定時に確認しますが、こちらもほとんどの場合解決方法があります!!
余談ですが、傾き・雨漏り・白蟻などをそのままにして売却してしまうと、買主様とのトラブルの原因になりますので注意して下さい。
今回は、自宅の査定時に見るポイント
①傾き・雨漏り・白蟻などの被害がないか?
のご説明でした。
次回は②外壁・屋根・室内のコンディションはどうか?
についてご説明したいと思います。
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